2020年、ニュース、注目記事
核兵器禁止条約批准50か国達成!日本政府に批准を求める 原水禁九州ブロック集会inナガサキ
2020年12月22日
12月19日、「核兵器禁止条約批准50か国達成!日本政府に批准を求める原水禁九州ブロック集会inナガサキ(主催:原水禁九州ブロック連絡協議会・原水爆禁止長崎県民会議)」が、長崎市平和会館で開催され、長崎県内・九州各地から180名が参加しました。
原水禁は連帯あいさつの中で、①原水禁・連合・KAKKINの3団体でとりくんだ「核兵器廃絶1000万署名」を、8月9日に、国連の中満事務次長・軍縮担当上級代表に提出したこと、②「同署名」を12月23日に、日本政府(國場外務大臣政務官)へ提出し、その席で条約への批准について要請すること、③条約発効翌日の1月23日にオンライン開催する「日米韓国際シンポジウム」で、核兵器廃絶・世界平和構築に向けたとりくみを提起するための準備を進めていること、について紹介しました。また、条約発効後も「核と人類は共存できない」を基本として、核兵器廃絶のみならず、すべての国の、すべての核に反対し、とりくみを強化していく決意を述べました。
講演「核なき世界とアメリカ、そして日本」において、講師の大田昌克さん(共同通信社論説委員・長崎大学核兵器廃絶研究センター「RECNA」客員教授)は、大きく4つのポイント(①日本と米国は「核の同盟」、②核兵器禁止条約とトランプ核戦略、③どうなるバイデン政権の核政策、④問われる被爆国日本の役割)について話されました。
集会終了後、「核兵器禁止条約に日本政府は批准せよ」という横断幕を掲げ、会場からNHK長崎までデモ行進を行い、市民に訴えました。
以下に関連する記事・ことがらをPDFにまとめています。