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「止めよう再処理!100万人署名」の取り組みの強化について
2020年11月17日
「止めよう再処理!100万人署名」の取り組みの強化について
「止めよう再処理¡100万人署名」の取り組み強化についてのお願いです。
すでに各地、各団体において取り組みをすすめていることと存じますが、新型コロナウイルス感染症の拡大が続き、署名運動の展開が厳しく、街頭などでの取り組みも困難な中にあると思いますが、今回あらためて取り組みの強化をお願い致します。
核燃料サイクルについては、菅新政権は先の衆議院予算委員会(11月4日)で、「核燃料サイクル政策を推進する」ことを基本的方針と述べた上で、再処理工場の完工、プルサーマル発電の推進、使用済みMOX燃料の再処理の研究開発などの政策を進めると言明しています。
しかし、原発や核燃料サイクルをめぐる環境は大きく変わり、原発の新増設は進まず、むしろ原発の廃炉が相次いでいます。まさに原発は「廃炉の時代」を迎えています。核燃料サイクルも、中心となるべき高速増殖炉は、原型炉「もんじゅ」の開発が廃炉となり、フランスなどとの高速炉開発もとん挫しました。プルトニウム消費のためのプルサーマル計画も低調なまま先行きが不透明となっています。核燃料サイクルは、実現性もなく政策的にも破綻しているのが現状です。
安倍政権を引く継いだ菅政管も、原発・核燃料サイクル路線を進め、国際的にも問題となっている温暖化対策に原発を活用しようとしています。破綻が明らかな核燃料サイクル路線からの撤退を求め、脱原発に向けた政策転換をはかるためにこの署名に引き続きご協力をお願い致します。なお、署名展開に役立つ冊子「STOP!再処理―六ヶ所再処理工場を動かしてはいけない10の理由」も併せてご活用ください。
記
止めよう再処理!100万人署名
1.要請先
内閣総理大臣/経済産業大臣/原子力委員会/原子力規制委員会
2.要請項目
- 原子力政策、核燃料サイクル政策の根本的転換を求めます。
- 六ヶ所再処理工場、MOX加工工場、むつ使用済み核燃料中間貯蔵施設、世界初の大間フルMOX原発の建設中止を求めます。
- プルトニウム利用政策の放棄を求めます。
- プルサーマル計画の中止と第二再処理工場計画の放棄を求めます。
- 下北半島を核のごみ捨て場にしないことを求めます。
- 原子力政策、核燃料サイクル政策について公開討論会を求めます。
3.呼びかけ団体
止めよう再処理!100万人署名実行委員会
原水爆禁止日本国民会議・原子力資料情報室・核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団
核燃料廃棄物搬入阻止実行委員会・反原発運動全国連絡会・青森県反核実行委員会
4.目標数 100万筆
5.締め切り 2021年3月31日
6.送付先 青森県反核実行委員会
〒030-0811 青森県青森市青柳1-3-14
℡ 017-776-5665
7.教宣資材 学習小冊子(A5判・24頁)を作成しました。ご活用ください。
「STOP!再処理―六ヶ所再処理工場を動かしてはいけない10の理由」
はんげんぱつ新聞編集部・著
頒価 1冊200円・送料別
8.その他
①青森県反核実行委員会からの呼びかけ PDFはこちら
②署名用紙は、PDFデータを印刷してください。 PDFはこちら
なお、大量に必要な場合は、原水禁事務局へご相談ください。