2020年、ニュース、注目記事
10月5日「トリチウム汚染水の海洋放出」に関する政府交渉
2020年10月05日
「トリチウム汚染水の海洋放出」に関する政府交渉
10月5日、原水禁を含む8団体は、「トリチウム汚染水の海洋放出」に関する政府交渉を参議院会館B107会議室で行い、地元の福島県在住者を中心に25名が参加しました。
冒頭、福島県平和フォーラムの角田政志共同代表から、「福島県民は『トリチウム汚染水の海洋放出』は、望んでいない。『海洋放出』以外の方法による早期解決を望む人々が多くいることを理解してもらいたい。」との、福島県民を代表した表明がありました。
今回は、前回・7月3日に行われた同交渉における残された課題・再質問等を、政府(経済産業省・外務省・原子力委員会・原子力規制庁)と行いました。政府側からは、「原発事故で多くの方にご迷惑をかけ、大変申し訳ない」との言葉はあったものの、「『トリチウム汚染水の海洋放出』は、ロンドン条約に規定する『海洋投棄』にはあたらないと考える。」「感情的な議論と科学的議論は違う。」等、これまで同様、福島県民・住民の立場に寄り添っているとは思えない発言・回答が多くあり、やりとりは平行線のまま終了しました。
政府交渉の時程は以下の通りです。
13:00~14:15 経済産業省
14:20~14:50 外務省
14:55~15:25 原子力委員会
15:30~16:00 原子力規制庁
主催8団体:
脱原発福島県民会議
双葉地方原発反対同盟
原水爆禁止日本国民会議
原子力資料情報室
全国被爆2世連絡協議会
原発はごめんだ!ヒロシマ市民の会
チェルノブイリ・ヒバクシャ救援関西
ヒバク反対キャンペーン