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もんじゅを廃炉へ!全国集会が開かれました
2013年12月07日
高速増殖炉「もんじゅ」は、1995年12月8日のナトリウム漏洩事故をはじめ、2010年8月2日の炉内中継装置の落下など次々と大事故を起こし、昨年11月には1万点を超える機器の点検漏れが発覚、原子力規制委員会によって無期限の運転禁止を命じられています。そのナトリウム漏洩事故から18年目を迎える12月7日、「’13もんじゅを廃炉へ!全国集会」が福井県敦賀市で開催され、県内外から1200名が参加しました。
「もんじゅ」を臨む白木海岸では、冷たい雨が降りしきるなか屋外集会とデモが行われ、その後日本原子力研究開発機構に申し入れを行いました。午後には「もんじゅ廃炉を求める全国集会」が開かれ、水上賢市さん(原子力発電に反対する福井県民会議)、鎌田慧さん(ルポライター)、武本和幸さん(柏崎刈羽原発反対地元三団体)、伴英幸さん(原子力資料情報室)、末田一秀さん(反原発運動全国連絡会)らが講演しました。屋内集会後には、敦賀駅前までのデモも行い、もんじゅの廃炉、軽水炉原発の再稼働反対を訴えました。
この7日の集会に先立ち5日には岐阜県揖斐川町、滋賀県、滋賀県高島市、滋賀県長浜市にたいして、もんじゅの運転再開に反対し、実効性のある防災計画を策定するよう要請を行い、6日には福井県、福井県敦賀市にたいして、もんじゅの是非をあらためて県民に問い直すとともに、実効性のある防災計画の立案するよう要請しました。
■関係自治体の首長への申し入れ書 県内 県外
■日本原子力開発機構への要請書