2012年、ニュース、世界・原水禁の動き、注目記事
「2012もんじゅを廃炉へ!全国集会」が開催される(福井県敦賀市)
2012年12月08日
12月8日、「2012もんじゅを廃炉へ!全国集会」が福井県敦賀市で開催され、全国各地から800名が参加しました。最初に寒風が吹きすさぶ中、高速増殖炉もんじゅの目の前にある白木海岸で屋外集会とデモ、その後、日本原子力研究開発機構への申し入れ、午後には「もんじゅの廃炉を求める全国集会」が行われました。この集会・行動は、1995年12月にもんじゅのナトリウム漏れ事故が起こって以来、毎年開かれています。2030年代の「原発ゼロ」の方針を示されてからも、もんじゅは運転再開を目論んでいます。参加者は「もんじゅは廃炉へ」「核燃料サイクルの中止を」と訴えました。
その後、日本原子力研究開発機構への申し入れを行い、午後には敦賀市内の「きらめき港館」において、屋内集会「もんじゅの廃炉を求める全国集会」が開かれました。集会では、九州大学副学長の吉岡斉さんの「今後のエネルギー政策のゆくえ」や核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団の佐原若子さんの「再処理工場の現状」などの講演がなされました。