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静岡県、中部電力、原発立地周辺市町への要請行動
2012年03月02日
3月2日、静岡県、中部電力、原発立地周辺市町要請行動が行われました。静岡県庁では、川野浩一原水禁議長が、川勝平太知事宛てに「さようなら原発1000万人署名」呼びかけ人による要請書を、対応した県危機管理部 原子力安全対策課の藤原和夫課長に手渡しました。その後、意見交換が行われ、藤原課長は津波対策が出来れば運転再開かと言われるが、そうではないとして、まず福島の事故の全容が解明されることが必要であると話しました。
その後、中部電力では「浜岡原発の再稼働の中止と廃炉を求める要請」を提出しました。「社長に渡します」と言って早々に切り上げようとする職員を引き留め、意見交換を行いましたが、安心・安全に務めるとばかり強調する姿勢は、東京電力・福島第一原発事故が起こる以前と何ら変わりなく、議論は平行線に終わりました。
県と中電の他、焼津市、藤枝市、島田市、吉田町、御前崎市、牧之原市、菊川市、掛川市、袋井市、森町、磐田市でも申し入れを行われました。