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「JCO健康被害裁判支援・抗議集会」に60人

2010年06月13日

「原子力被害は救済されないのか~JCO健康被害裁判を糺(ただ)す」が、茨城県水戸市にある茨城県民文化センターで、60人の参加者を集めて開催されました。集会には、原告の大泉昭一さん、恵子さん、伊藤良徳弁護士らが出席して発言がありました。
 東海村JCO臨界事故(茨城県東海村の核燃料加工施設で、1999年9月30日に起こった臨界事故)による健康被害の補償を求めた裁判は2002年に起こされ、原水禁としても支援してきました。しかし、「健康被害賠償裁判」は、東京高裁で住民側の敗訴となり、最高裁へ上告しましたが5月13日に「上告を破棄する」「上告審として受理しない」とする、門前払いの決定が出されました。被害者支援の会は解散されますが、事故を風化させない「語り継ぐ会」を発足させて、今後も闘いは続きます。

 

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