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NPT再検討会議代表団派遣 ニューヨーク行動
2010年05月06日
※5月3日に開幕した核拡散防止条約(NPT)再検討会議に合わせて、原水禁は6日までの日程で、25人の派遣団を開催地のニューヨーク(NY)へ送りました。以下、派遣団メンバーからの現地リポートです。
日本で聞いていた情報では、「ニューヨーク(NY)は寒い」ということでしたが、2日のNYは、最高気温29度。しかも、遮るもののない晴天。私たち原水禁の派遣団25人は、総会入場のために必要なパス(ID)を発効、取得するために、朝8時30分から11時まで炎天下に並び、その後ピースアクションなどが主催する集会とパレードに参加しました。
タイムズスクエアを中心に7th Av(7番街)に、アメリカのバーモント州からやってきたハイスクールの学生、日本からの参加者、連合・原水禁・核禁会議の三団体、そして国際労働組合総連合(ITUC)のメンバーなど、多くの仲間が並びました。
日本から来たヒバクシャの訴え、平和市長会の訴え、ウラン採掘に反対するネイティブアメリカンの方、協会関係者、イラクやアフガニスタンからのゲストなど、平和と核廃絶への各国からの熱い訴えが、1時半から2時間を超えて続きました。
それから私たちは、古賀伸明連合会長、澤田和男核禁会議副議長、川野浩一原水禁議長を先頭に、約100人が参加してパレードを行いました。熱い中でのパレードでしたが、参加者は元気いっぱいに核廃絶をアピールしました。
前列左から、古賀連合会長、川野原水禁議長、佐古正明原水禁副議長
バーモント州からやってきたハイスクールの学生たち
原水禁代表団メンバーたちも参加したパレード
また、パレードの終点、ハマーショルド広場には、連合の広島・長崎被爆のパネル展、原水禁の核廃絶を訴える「木のブロック」など、多くのブースが展開されました。特に、憲法9条の9をあしらった、「9条バッジ」を配りながらの原水禁「木のブロック」(全国から集められた平和のメッセージ)の展示は多くの外国人の興味や関心を引いて、大きな手応えが感じられるものでした。9条バッジの意味を聞いてくる方が多く、英会話が堪能な原水禁派遣団メンバーの草野昴志郎さん(大学生)や佐藤治さん(神奈川高教組)が、親切に対応してくれていました。
木のブロックには多くの注目が集まりました
原水禁派遣団メンバーは、NYに入る前にネバダの核実験場の見学も行いました。その報告も詳しく掲載したいと思っています。