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「核兵器廃絶を求める1000万署名」首相への要請書

2010年04月16日

2010年4月16日

内閣総理大臣
鳩山 由紀夫 様

日本労働組合総連合会
会長  古賀 伸明
原水爆禁止日本国民会議
議長  川野 浩一
核兵器禁止平和建設国民会議
議長  丸尾 直美

要請書

 核兵器廃絶に向けた政府のご努力に深く敬意を表します。

 さて、私ども連合、原水禁、核禁会議の3団体は、核兵器廃絶と世界の恒久平和の実現に向けて今日まで国内外で様々な活動を続けてきました。

 1945年8月6日と9日、広島と長崎に原爆が投下されて両市あわせて21万人以上の尊い命が犠牲となりました。また、被爆された方々は国の内外で今なお原爆症で苦しめられています。現在、世界中には約2万1千発の核兵器が存在しているといわれています。人類と核兵器は決して共存できません。被爆65年の今年、改めてノーモアヒロシマ、ノーモアナガサキを世界に発信し、核兵器廃絶を訴えることは被爆国の責務といえます。

 とりわけ5月3日からはニューヨークの国連本部でNPT再検討会議が開催されます。3団体からも代表団70名をニューヨーク市へ派遣します。この再検討会議は、核兵器をなくすための重要な国際会議です。私たちは被爆国民の訴えをこの再検討会議に届けるために、核兵器廃絶に向けた全国的な署名活動を取り組んできました。署名の趣旨は別紙の通りです。政府におかれましては、この寄せられた国民の声をぜひとも各国政府とりわけ核兵器保有国に届けていただきたく、ここに申請申し上げます。

 なお、この署名の目録を3団体の代表が潘基文国連事務総長宛に提出いたします。

以上

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