再処理 - 原水禁

第41回4.9反核燃の日全国集会、原水禁全国交流集会、FWを開催しました

2026年04月15日

※集会やFWの様子を収めたスライドショーの作成中です。

第41回4.9反核燃の日全国集会「青森を核のごみ捨て場にするな! 原発は時代遅れだ!!」

リンクステーションホール青森で開催された「第41回4.9反核燃の日全国集会」の参加者467人は、集会後、雨の中、青森市内をデモ行進しました。

1989年4月9日、本州北端の青森県六ヶ所村尾駮沼の浜に、全国から労働者・市民・学生1万1千人が結集しました。この集会は、4年前の1985年4月9日に青森県が核燃サイクル施設の受け入れを決定したことを受け、これに反対する地元住民らが中心となって、この日を「反核燃の日」と位置づけて抗議集会を始めたことに由来します。その後、当時の社会党、労働団体、市民グループが「青森県反核実行委員会」を結成し、全国に呼びかけて実現した大規模な集会でした。

2026年4月11日に開催された「第41回4.9反核燃の日全国集会」で、今村修さん(青森県反核実行委員会委員長)は当時を振り返り、「1万人を超える市民・労働者を前にして、原水禁代表の森滝一郎さんが車椅子で登壇し、『核と人類は共存できない』と叫んで建設阻止を訴えた」と述懐しました。そのうえで、いまだに完成しない核燃料サイクル施設に固執する政府と、「核のごみ」が六ヶ所に持ち込まれ続けている現状を批判し、「蒸気機関の一つである原発はもはや時代遅れです」と訴えました。

そもそも、なぜ下北半島の寒村に核燃料サイクル施設計画が持ち上がったのでしょうか。また、核燃料サイクルとは何なのでしょうか。

全国各地に巨大工業基地や交通網を整備しようとした新全国総合開発計画(新全総)の一環として、1969年5月にむつ小川原開発の構想が持ち上がったことが発端です。当初は石油コンビナートの誘致が目的でしたが、1980年代以降、核燃料サイクル施設の受け入れが浮上しました。戦後の開拓農民を翻弄してきたこの巨大開発の歴史については、鎌田慧さんが『六ヶ所村の記録』(岩波現代文庫)で魂のこもったルポルタージュを記しているので、ぜひご一読ください。

核燃料サイクルとは、原子力発電で使用した燃料(使用済み燃料)を再処理工場で再利用可能なウランやプルトニウムとして取り出し、燃料加工工場でMOX燃料(ウランとプルトニウムの混合燃料)に加工し、再び原子力発電所で利用する仕組みです。経済産業省は、資源の有効利用や高レベル放射性廃棄物の量の削減が可能な「夢」のようなプランであると説明しています。

しかし、現実はそう簡単ではありません。今村さんは「再処理工場の着工から33年が経過し、これまでに27回も竣工が延期されています」と指摘しました。再処理工場が完成しない最大の要因は、再処理の過程で発生する高レベル放射性廃液をガラス固化する技術が確立されていないことにあります。それにもかかわらず、昨年12月、再処理工場の事業主体である日本原燃株式会社は、竣工後にガラス固化試験を行う意向を示しました。これについて、浅石紘爾さん(核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団代表)は、「再処理工場の完成を形式的に整えるものです」と批判しています。

さらに、再処理工場の問題はガラス固化にとどまりません。集会実行委員会が日本原燃に提出した要請文では、着工から33年が経過した再処理工場の経年劣化についても指摘しています。使用済み核燃料は、近づくだけで即死レベルの強い放射線を放つため、その処理工程は総延長約1300キロメートルの配管と、2万5千点を超える重要設備によって構成されています。これらの設備の老朽化に対する懸念は極めて大きく、万が一にも漏えいが発生すれば重大な事故につながりかねません。

高レベル放射性廃棄物の最終処分方法が確立されていないにもかかわらず、日本政府が核燃料サイクルを前提とした原発の再稼働を進めていることについては、原水禁の谷雅志事務局長が強く批判しています。原水禁はこれまでも反核兵器と脱原発を訴えてきており、国際会議の場においても「核の平和利用」は必要ではないと発信していくと強調しました。

また、原子力資料情報室の松久保肇事務局長は、ロシアやアメリカ、イスラエルがウクライナやイランの核施設を攻撃した事例に言及し、戦争時には「原発が標的となる」安全保障上のリスクを指摘しました。そのうえで、私たちの手の届く技術である再生可能エネルギーの利用へと、日本のエネルギー政策を転換していく必要性を訴えました。

基調報告はこちら

集会アピールはこちら

なお、集会に先立ち4月9日~10日には、各自治体及び事業体への申し入れを行いました。
要請文(かがみ文のみ)はこちら

 

原水禁全国交流集会「原発に頼らない社会をつくる」

第41回4.9反核燃の日全国集会とデモ行進が終了したのち、会場を青森県労働福祉会館に移して原水禁全国交流集会を開催し、約70名が参加しました。
「原発に頼らない社会をつくる」をテーマにして、前衆議院議員の山崎誠さん(全国ご当地エネルギー協会事務局次長)が講演しました。

ロシアをはじめイスラエルやアメリカによる原子力関連施設への攻撃が相次いでいることで、世界の安全保障の前提が崩れている現状を危惧する山崎さんは、原発を最大限活用するよう方針転換した第7次エネルギー基本計画に疑問を投げかけ、国会での論戦の中で、弾道ミサイルやドローンによる攻撃に原発を守り切れるのかと質問したところ、政府の回答は、「如何なる事態になっても、国民の生命、財産を守り抜く」と精神論に終始しておりリアリティーに全く欠いていると批判しました。

また、能登半島地震で道路が寸断し、海岸線が隆起したことなどで、原発事故の際の住民避難計画の実効性に深刻な疑問が投げかけられたこと、中部電力の浜岡原発で発覚したデータ捏造事件や東電トラブル隠しなど繰り返される不正で、安全よりお金を優先する「原子力ムラ」の問題点や核燃料サイクルが事実上破たんしていること、核のごみの処分方法がないことなど原発がかかえる課題をあげ、将来世代に無責任な負担を押しつけてはならないと訴えました。
また、原子力発電の発電コストが低いという宣伝やAIデータセンターで電力需要が増加するなどの原発推進側の主張が、いかにフェイクであるか、原発の建設コストの具体例や電力需要のデータ資料の見せ方によって需要が伸びているように見せる狡猾な手口を具体的に示したうえで、再生可能エネルギーの世界動向や最新の技術開発の現状を説明し、再エネ100%は決して夢物語ではなく、地域から声をあげエネルギー政策を変えていこうとよびかけました。

講師資料はこちら

 

原水禁主催フィールドワークの開催

4月12日には、六ヶ所村にある六ヶ所再処理工場前での抗議集会や例年開催している六ヶ所村内現地抗議デモへの参加を含んだフィールドワークを開催しました。

8時00分 青森駅前出発~六ヶ所核燃サイクル施設前到着
車内にて「原水禁の見解について」ポイント解説(事務局長・谷雅志)
10時30分 現地抗議行動参加・六ヶ所再処理工場正門
11時30分 現地抗議デモ参加
六ヶ所再処理工場正門~六ヶ所文化交流プラザ・スワニー~六ケ所村役場
13時00分 日本原燃の説明・質疑応答(50分程度)、見学等
14時15分 上北六ヶ所太陽光発電所展望台立ち寄り~青森駅到着

 

4月11日開催「第41回4.9反核燃の日全国集会」のご案内

2026年03月18日

1985年4月9日、北村正哉・青森県知事(当時)が核燃料サイクル施設の受け入れを決定したことから、この日を「反核燃の日」と制定し、核燃料サイクル政策、原子力政策そのものに反対する集会を重ねてきました。
今年も核燃料サイクル政策撤回を求め、脱原発を訴える集会を青森県・青森市で行います。

  

核燃料サイクル政策は、青森県だけの問題ではありません。
全国からのご参加をお待ちしています。
集会翌日には、フィールドワークも実施します。

第41回4.9反核燃の日全国集会

日 時:2026年4月11日(土)14時~ 集会終了後デモ行進
場 所:青森市文化会館(リンクステーションホール青森)5階大会議室
☎017-773-7300
内 容:開会あいさつ・主催者あいさつ・基調報告・各地報告・集会アピール等
*集会後デモ行進 集会会場横~労働福祉会館前まで
主 催:第41回4・9反核燃の日全国集会実行委員会
【原水爆禁止日本国民会議/原子力資料情報室/青森県反核実行委員会(青森県平和推進労働組合会議、社会民主党青森県連合、社会民主主義フォーラム青森、原水爆禁止青森県民会議)、核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団、核燃料廃棄物搬入阻止実行委員会】
連絡先:「第41回4・9反核然の日全国集会」実行委員会(青森県反核実行委員会)
青森市青柳1丁目3-14青森県社会文化センター内
☎017-776-5665/FAX 017-777-3238

第41回4・9集会チラシ表面
第41回4・9集会チラシ裏面

原水禁全国交流集会

日 時:2026年4月11日(土) 16時30分~
場 所:青森県労働福祉会館 青森県青森市本町3-3-11
内 容:主催者挨拶、講演「原発に頼らない社会をつくる(前衆議院議員・山崎誠さん)」、他

現地抗議行動

日 時:4月12日(日)10時30分~11時00分
場 所:日本原燃本社正門前(六ヶ所村・再処理工場前)
その他:抗議行動後、デモ行進(六ヶ所村文化交流プラザ・スワニー~六ヶ所村役場)

【参加者募集中】4.12フィールドワーク

青森駅発着のフィールドワークです。六ケ所村にて、現地抗議集会に参加し、デモ行進にも参加します。日本原燃PRセンターでは、説明付きの見学ツアーに参加します。核燃料サイクルの推進する側、反対する側の両方の立場を見聞きすることで、核燃料サイクル問題について学びを深めます。

日 時:4月12日(日) 8時00分~16時00分(予定)
行 程:7時50分 青森駅前集合(原水禁の目印を出します)
8時00分 青森駅前出発~六ヶ所核燃サイクル施設外観見学
10時30分 現地抗議行動参加・六ヶ所再処理工場正門
11時30分 現地抗議デモ参加~六ヶ所文化交流プラザ・スワニー
~六ケ所村役場~昼食(時間の関係で車中となる可能性もあります)
13時00分 日本原燃PRセンター(日本原燃の説明・質疑応答・見学)
14時00分 現地出発(15時頃 野辺地駅経由)
16時00分(予定) 青森駅到着(※17時00分 新青森駅到着も調整中です)

*道路状況、視察状況によって変更が生じる可能性があります。
*現地抗議行動は、六ヶ所村内の関連施設の視察へと変更となる可能性もあります。

参加費:7,000円(バス代/弁当・お茶付き/保険料込み)
*参加費は4月11日開催の「原水禁全国交流集会」受付にてお支払いください。
集会に参加されない方は当日集金となります。

定 員:20人(定員になり次第締切り)
主 催:原水爆禁止日本国民会議(原水禁) ☎03-5289-8224
申込み:参加のご希望は、申し込み用紙(Word または PDF)をダウンロードし、ご記入の上、原水禁にご送付ください。
申し込み先/FAX 03-5289-8223/E-mail office@peace-forum.top
申し込み締め切り/4月2日(木)(必着)
*当日の連絡先は、後日ご案内いたします
*お申込み受付完了後、折り返し申込確認のご連絡をします。
*旅行保険申込のため、参加される方のよみがな・生年月日・性別の記入が必要となります。
*いただいた個人情報は、参加者とりまとめ及び旅行保険の申込み以外には使用しません。

【核燃料サイクルとは】

原発の稼働で出る「使用済み核燃料」を再処理し、再利用可能なウランやプルトニウムを取り出し、新たな核燃料(MOX燃料)に加工して、もう一度原発で利用することです。しかし、核燃料サイクルの中核となる六ヶ所再処理工場は完工延期が繰り返され、当初11兆円としていた総事業費も22兆円を超える見込みです。さらに青森には高レベル放射性廃棄物の貯蔵施設や使用済み核燃料の中間貯蔵施設もあり、最終処分場が決まらない中で、核のごみが青森に集まり続けていることも大きな問題です。

第40回4.9反核燃の日全国集会、原水禁全国交流集会、FWを開催しました

2025年07月07日

第40回4・9反核燃の日全国集会

2025年4月6日(土)、「第40回 4・9反核燃の日全国集会」が青森市で開催されました。(主催:第40回4・9反核燃の日全国集会実行委員会)

いまだ確立されない核燃料サイクル全体への信頼は完全に失墜しています。青森県は60年前、六ヶ所村を中心に巨大開発石油コンビナートを中心とする巨大開発を計画しました。
しかし、それが頓挫をして、40年前に、核燃料サイクル施設を受け入れることとなりました。32年前に建設を始めた再処理工場、32年たっても完成しない。
トイレ無きマンションと言われており、核のゴミの問題はなんら解決していない。
この状況を変えていくのは、私たち、みなさんの頑張りであり、ともに頑張っていくことが必要です。
そのことを確認するため、集会には、地元青森を中心に、全国から500人が参加しました。

開会、主催者あいさつに続き、青森県反核実行委員会の吉川進事務局長から、青森県知事による「核のゴミ」受入れの経緯、再処理工場事故の可能性、余剰プルトニウム、再処理工場の審査の遅れ、むつ使用済核燃料の中間貯蔵中止、能登半島地震の影響、核燃料サイクル中止と脱原発運動の強化を中心とした基調報告、さらに原子力資料情報室の松久保肇事務局長、核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団の浅石紘爾代表、核の中間貯蔵施設はいらない!下北の会の栗橋伸夫事務局長からそれぞれ報告がありました。

最後に、「岸田内閣による、未来世代に核のゴミを残すだけの原発延命策は早急に破棄すべき」などの内容を盛り込んだ集会アピールが採択され、青森県平和推進労働組合会議の阿部一久議長と会場の参加者による団結を激励、鼓舞する掛け声のなか終了しました。

終了後は、会場のリンクステーションホール青森を出発し青森市中心部を、反核燃を訴えデモ行進しました。

 

開会

2. 主催者あいさつ
原水爆禁止日本国民会議 事務局長   谷 雅志(原水禁谷事務局長 全国集会挨拶全文はこちら)
青森県反核実行委員 委員長    今村 修

3. 基調報告
森県反核実行委員会 事務局長 吉川 進

4. 全国からの報告
原子力資料情報室 事務局長 松久保 肇
核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団 代  表 浅石 紘爾
柏崎刈羽市民ネットワーク 代  表 星野 幸彦

5. 集会アピール
核燃料廃棄物搬入阻止実行委員会 戸川 雅子

6. 団結ガンバロー
青森県平和推進労働組合会議 議  長 阿部 一久

7. 閉会

 

原水禁全国交流集会

2025年4月6日(土)、全国集会に続いて、青森県労働福祉会館4階大会議室において、原水禁主催の「全国交流集会」を開催しました。
「現地青森だからこそ聞くことができる」報告をお願いし、活動に関わったきっかけやその思いを、青森県在住の女性3人にお話しいただきました。
あわせて、北海道からは「大間原発」に関連する報告、福島県からは「福島第一原発事故、ALPS処理水」の問題についてご報告いただきました。

主催者挨拶 原水禁事務局長      谷 雅志
地元挨拶 青森県原水禁        今村 修
報告「むつ・中間貯蔵」        野坂庸子
報告「六ヶ所・核燃サイクル施設」  菊川慶子
報告「大間原発」            熊谷あつこ
各地報告 北海道平和運動フォーラム 岡村孝一
各地報告 福島県平和フォーラム   瓶子高裕
閉会

 

フィールドワークの開催

2025年4月7日(日)、再処理工場門前集会などを含んだフィールドワークを行いました。
青森駅を出発して、六ヶ所村へ行き、再処理工場門前集会、六ヶ所村役場までのデモ行進、PRセンターを見学してきました。
フィールドワークの様子は、動画をご覧ください。

 

4月12日開催「核燃料サイクルを考えるシンポジウム」開催のご案内

2025年03月10日

核燃料サイクル問題は、六ヶ所再処理工場がある青森だけの問題ではありません。
“4.9反核然の日”に続け!と、東京でも「核燃料サイクルを考えるシンポジウム」を開催します。

40年かけても核燃料サイクルは計画通りに進まないどころか事業費の膨張が進み続けています。
それにもかかわらず、いまだ再処理工場の竣工をあきらめない政府。なぜ?

【一部】では、「歴史的、経済的、政策的」側面から鈴木達治郎さん(長崎大学RECNA客員教授)に、澤井まさ子さん(核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団)には「再処理工場」とは何なのか、問題提起をしていただきます。
【二部】では、松久保肇さん(原子力資料情報室)をモデレーターに、パネルディスカッション「核燃料サイクル政策を多様な視点で考える」をおこないます。

全国からのご参加、お待ちしております。

チラシ表面はこちら(第2弾チラシ)
チラシ裏面はこちら

 

なお、裏面には、賛同金募集のご案内も記載しておりますので、ご覧ください。


核燃料サイクルを考えるシンポジウム

2025年4月12日(土) 開場 13:00 開始 13:30 終了予定 16:30

第一部 問題提起
鈴木達治郎さん(長崎大学RECNA客員教授)
澤井正子さん(核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団)

第二部 パネルディスカッション
「核燃料サイクル政策を多様な視点で考える」
足立心愛さん(元Fridays For Futureオーガナイザー)
田中美穂さん(カクワカ広島)
鹿内博さん(青森県会議員)
鈴木達治郎さん(長崎大学RECNA客員教授)
澤井正子さん(核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団)

会 場:日本教育会館大ホール
東京都千代田区一ツ橋2丁目6−2
地下鉄都営新宿線・東京メトロ半蔵門線神保町駅(A1出口)徒歩3分

資料代:1000円

事前申し込み:
docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd1OJ_f5UI4fG0t8E841b_9j9lU3Io4MnkTTmbE8yI-DSS9ew/viewform
※当日の受付の簡素化、資料印刷数の目安のためにお願いしております。
※お申込みのない方もご参加いただけます。
※オンライン配信はございません。

主 催:核燃料サイクルを考えるシンポジウム実行委員会

連絡先:
原水爆禁止日本国民会議
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 連合会館1F TEL.03-5289-8224
原子力資料情報室
東京都中野区中央2-48-4 小倉ビル1F TEL.03-6821-321140

(more…)

4月5日開催「4.9反核燃の日全国集会」のご紹介

2025年02月25日

1985年4月9日、北村正哉・青森県知事(当時)が核燃料サイクル施設の受け入れを決定したことから、この日を「反核燃の日」と制定しました。
そして、原水禁は、現地実行委員会とともに、核燃料サイクル政策に反対し、原子力政策そのものに反対する抗議集会を青森現地で重ねてきました。
今年も核燃料サイクル政策撤回を求め、脱原発を訴える集会を行います。
全国からのご参加、お待ちしております。

チラシはこちら

なお、下部に原水禁主催の「全国交流集会」、6日に実施するフィールドワークのご紹介も記載しておりますので、ご覧ください。


4.9反核燃の日全国集会

日  時 2025年4月5日(土) 14時~15時集会・15時20分~デモ行進

会  場 青森市文化会館(リンクステーションホール青森)5階会議室

主  催 「第40回4・9反核燃の日全国集会」実行委員会

原水爆禁止日本国民会議/原子力資料情報室/青森県反核実行委員会(青森県平和労組会議、自治労青森県本部、社民党青森県連合、フォーラム青森、原水禁青森県民会議、核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団、核燃料廃棄物搬入阻止実行委員会)

連  絡  先 「第40回4・9反核然の日全国集会」実行委員会(青森県反核実行委員会)

青森市青柳1丁目3-14青森県社会文化センター内

電話017-776-5665/FAX 017-777-3238

(more…)

8月21日、ミライノウミプロジェクト院内集会・署名提出と政府交渉を行いました。

2024年07月29日

8月21日、「ALPS処理水」の海洋放出停止を求める署名の二次提出を行いました。署名提出の前段に、これまでのとりくみの報告集会もあわせて開催し、ミライノウミプロジェクトとしてやってきたこの一年間の歩みを確認しました。
署名は一次提出と合わせて総計20万7456筆、「海洋放出の停止を!」と多くのみなさんからお寄せいただいた署名を経産省に手交しました。関連質問も提出し、回答を得ながら再質問を通して協議を行いました。
署名の二次提出を行いました!総計20万7456筆提出!」ミライノウミプロジェクトのウェブサイトより

(more…)

12月13日、止めよう!六ヶ所再処理工場!「新“原告”募集」集会を開催

2020年12月22日

 

集会やデモの様子が分かる動画をつくりました。ご覧ください。

現在、六ヶ所再処理工場は、原子力規制委員会による新規制基準の適合性審査合格を受け、2022年の完工に向けて動き出しました。しかし、原子力をめぐる環境は福島第一原発事故以降大きく変わり、六ヶ所再処理工場で作り出されたプルトニウムやウランの使い道についての目途は立っていません。再処理・核燃料サイクル政策が、順調に進む見通しは全くないのが現状です。

このような中、12月13日にこれまで六ヶ所再処理工場の行政訴訟を担ってきた「核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団」が、新たに“原告”を募集することになりました。原告団は、現在継続している取り消し訴訟(以下、「旧訴」)とは別に、福島原発事故以降設定さらた新規制基準に合わせた審査に対して、新たな取り消し訴訟(以下、「新訴」)を起こすことになりました。集会は、核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団・核燃サイクル阻止1万人訴訟弁護団・再処理とめたい!首都圏市民のつどいの三者の呼びかけで、東電本店前の内幸町ホールに約40名が集まりました。その中で20名を超す人が新原告に加わりました。

集会は、1万人訴訟の原告団長で弁護士の淺石紘爾さんから六ヶ所再処理工場の現状の報告と核燃料サイクル政策の破綻が語られました。その上で、今回の新訴訟について「原発・再処理を絶対に許さない意思を込めて提起する」と力強く発言されました。また同じく弁護士の伊東良徳さんからは、新訴に当たって新たな争点として「航空機落下」の問題が解説されました。三沢には米軍基地や航空自衛隊基地があり、六ヶ所村には天ケ森射爆場があり、現実に航空機落下の危険性があることを指摘しました。

海渡雄一弁護士からは、活断層と地震の問題が提起さレ、活断層を短く切り刻み地震を小さく見せようとする日本原燃の評価の問題の間違いを指摘しました。「原発はよく5重の壁守られているというが、六ヶ所再処理工場は、最初から使用済み核燃料が硝酸に溶け、その溶液が配管でつながっている。そこでは二重の壁でしか守られておらず、地震によって大惨事を招く可能性がある」と指摘しました。

最後にルポライターの鎌田慧さんからは、「再処理を止めたら、原発というフィクションが崩壊する」と指摘し、それを政治が支えていると、政治の劣化ガ訴えられました。

種会後、「再処理とめたい!首都圏市民のつどい」の定例デモを東電本店前から銀座に向けてデモをしました。

六ケ所村MOX工場への「審査合格」に対する原水禁議長声明

2020年12月14日

六ケ所村MOX工場への「審査合格」に対する原水禁議長声明発出について

12月9日、原子力規制委員会は、青森県六ケ所村に建設しているプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料加工工場の安全対策が、新規制基準に適合するとして正式に「審査合格」としました。
これを受け、原水禁議長声明を発出致しましたので、ここに掲載致します。

 

 

六ヶ所村MOX工場の破綻は明らか ―核燃料サイクルの根本的転換を急げ―(原水禁声明)

 

12月9日、原子力規制委員会は、日本原燃(原燃)が青森県六ケ所村に建設しているプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料加工工場の安全対策が、新規制基準に適合するとして正式に審査合格とした。

MOX燃料加工工場は、六ヶ所再処理工場とともに核燃料サイクル政策の要の施設だが、しかし、高速増殖原型炉もんじゅ(もんじゅ)の廃炉や六ヶ所再処理工場の完工延期など、核燃料サイクル政策は行き詰り、先行きは不透明な中にある。国や電力会社は、MOX燃料を利用して「プルサーマル発電」を行うとしているが、福島原発事故以降これまで再稼働した原発9基のうち4基しか導入できていない。さらに実際に稼働しているのは現在2基にすぎない。

プルトニウム利用の中心であったもんじゅが廃炉となり、その後、連携を模索したフランスの高速炉開発も頓挫した。結局現在のところ、プルトニウム利用はプルサーマル発電だけが残るこ
ととなった。当初、16基~18基とした原発でのプルサーマル導入計画は、しかし、福島原発事故以降、原発の再稼働もきびしい中で進んでいない。日本は、使用済み核燃料の再処理にあたって
は、核兵器に転用可能な余剰プルトニウムを持たないことを国際公約としており、核燃料サイクル計画を続ける限りその公約の実現は不可能である。

原子力規制委員会の更田豊志委員長は、「安全性や核拡散の観点から再処理工場で抽出したプルトニウムは、速やかにMOX燃料に加工することが必要だ」と述べ、再処理とMOX燃料加工を一体的進めることを求めているが、出口にあたるプルサーマル発電が進まない現状では、MOX燃料は消費されず工場が計画通り操業できる見込みは立たない。

さらにMOX燃料加工工場の建設費も当初の約1,200億円から約3,900億円と3倍以上に跳ね上がっている。六ヶ所再処理工場も当初約7,600億円だった建設費が約2兆9,000億円と4倍近くに膨れ上がっている。今後も核燃料サイクル計画にかかる費用は、歯止めなく膨らんでいくに違いない。

六ケ所村の再処理工場は、1993年の着工以来、24回も完工延期が繰り返され四半世紀を経てもいまだ完成していない。原燃は2021年度上期の完工をめざしているが、今後も地元の合意、細かな審査や試験があり、本格稼働の時期は見通せていない。MOX工場は、2012年完成を目指していたが、これも延期が繰り返され、現在2022年上半期の完成となっているが、再処理工場との一体的稼働を考えれば、操業時期は不透明といえる。

MOX燃料の需要が不透明で、工場の計画的稼働も見込まれない中で、莫大な建設費はMOX燃料の価格を高騰させ、経済的合理性を失うこととなっている。巨額な投資は、電力料金に跳ね返ることは必死であり、高速炉開発に多額の税金が投入されたと同様、市民の負担増は避けられない。

特に福島原発事故以降、原子力発電や再処理事業を巡る環境は大きく変化した。米国や英国、ドイツなどは既に核燃料サイクルから撤退し、世界の流れは脱原発へと大きく舵を切っている。

国・電力会社は、核燃料サイクル政策の破綻を認め、原子力政策全体の根本的転換を図ることが必要だ。これ以上問題の先送りは許されない。

2020年12月14日
原水爆禁止日本国民会議
議長 川野 浩一

「止めよう再処理!100万人署名」の取り組みの強化について

2020年11月17日

「止めよう再処理!100万人署名」の取り組みの強化について

 

「止めよう再処理¡100万人署名」の取り組み強化についてのお願いです。

すでに各地、各団体において取り組みをすすめていることと存じますが、新型コロナウイルス感染症の拡大が続き、署名運動の展開が厳しく、街頭などでの取り組みも困難な中にあると思いますが、今回あらためて取り組みの強化をお願い致します。

核燃料サイクルについては、菅新政権は先の衆議院予算委員会(11月4日)で、「核燃料サイクル政策を推進する」ことを基本的方針と述べた上で、再処理工場の完工、プルサーマル発電の推進、使用済みMOX燃料の再処理の研究開発などの政策を進めると言明しています。

しかし、原発や核燃料サイクルをめぐる環境は大きく変わり、原発の新増設は進まず、むしろ原発の廃炉が相次いでいます。まさに原発は「廃炉の時代」を迎えています。核燃料サイクルも、中心となるべき高速増殖炉は、原型炉「もんじゅ」の開発が廃炉となり、フランスなどとの高速炉開発もとん挫しました。プルトニウム消費のためのプルサーマル計画も低調なまま先行きが不透明となっています。核燃料サイクルは、実現性もなく政策的にも破綻しているのが現状です。

 安倍政権を引く継いだ菅政管も、原発・核燃料サイクル路線を進め、国際的にも問題となっている温暖化対策に原発を活用しようとしています。破綻が明らかな核燃料サイクル路線からの撤退を求め、脱原発に向けた政策転換をはかるためにこの署名に引き続きご協力をお願い致します。なお、署名展開に役立つ冊子「STOP!再処理―六ヶ所再処理工場を動かしてはいけない10の理由」も併せてご活用ください。

 

止めよう再処理!100万人署名

1.要請先

内閣総理大臣/経済産業大臣/原子力委員会/原子力規制委員会

2.要請項目

  1. 原子力政策、核燃料サイクル政策の根本的転換を求めます。
  2. 六ヶ所再処理工場、MOX加工工場、むつ使用済み核燃料中間貯蔵施設、世界初の大間フルMOX原発の建設中止を求めます。
  3. プルトニウム利用政策の放棄を求めます。
  4. プルサーマル計画の中止と第二再処理工場計画の放棄を求めます。
  5. 下北半島を核のごみ捨て場にしないことを求めます。
  6. 原子力政策、核燃料サイクル政策について公開討論会を求めます。

3.呼びかけ団体

止めよう再処理!100万人署名実行委員会

 原水爆禁止日本国民会議・原子力資料情報室・核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団

核燃料廃棄物搬入阻止実行委員会・反原発運動全国連絡会・青森県反核実行委員会

4.目標数 100万筆

5.締め切り 2021年3月31日

6.送付先 青森県反核実行委員会    

〒030-0811 青森県青森市青柳1-3-14  

      ℡ 017-776-5665                           

7.教宣資材 学習小冊子(A5判・24頁)を作成しました。ご活用ください。

  「STOP!再処理―六ヶ所再処理工場を動かしてはいけない10の理由」

    はんげんぱつ新聞編集部・著

    頒価 1冊200円・送料別

    *申込書はこちら

8.その他

  ①青森県反核実行委員会からの呼びかけ PDFはこちら

  ②署名用紙は、PDFデータを印刷してください。 PDFはこちら

  なお、大量に必要な場合は、原水禁事務局へご相談ください。

 

TOPに戻る