被爆81周年原水爆禁止世界大会(2026)、2026年
「被爆81周年原水爆禁止世界大会・長崎大会」が開会しました
2026年08月08日
8月7日、長崎市・ブリックホールで「被爆81周年原水爆禁止世界大会・長崎大会」開会行事が行われ、約750人が参加しました。
司会の森野しのぶさん(大会実行委員)の呼びかけで、再び過ちを繰り返さない決意を込め、広島・長崎をはじめとするすべての核被害者、すべての戦争被害者への黙とうを捧げました。
主催者を代表し染裕之・共同実行委員長があいさつ。昨日の広島での式典の際、高市首相があいさつのなかで非核三原則について、これからも堅持するかについては明言を避けたことに触れ、年末の安保三文書改定での非核三原則見直しの動きと通底するものと指摘しました。そのうえで核兵器が戦争を抑止しているのではなく、世界をいっそう不安定化させている現実を直視し、核抑止論から脱却することこそが求められているとしました。
続いて、来賓の鈴木史朗・長崎市長から、ごあいさつをいただきました。厳しい情勢のなかではあるが、私たち市民社会が連携し声を上げることの重要性を訴えられました。
本大会に参加された海外ゲストを代表しイ・ミヒョンさん(韓国・参与連帯)がスピーチしました。東アジア各国間での軍事的緊張が高まるなか、偶発的衝突1回で破局的な被害が起こりうる現状は、市民にとっては痛苦でしかありません。分断と相互不信を煽って利益を得ようとする一部勢力に政策を左右されないよう、ともに歩みをすすめようと述べました。また、サハラ・アラブ民主共和国外務省外務省のブラヒム・モジタール・アジア局長からのメッセージが紹介されました。
川野浩一・共同実行委員長が登壇、自らの被爆体験と思いを語りました。5歳で被爆し、その後の長崎の原爆被害の凄惨さを目の当たりにしています。また、ご親族も犠牲になっていますが、米軍が予定通りのポイントで投下していれば自らが命を失っていたことは確実でした。世界中の核と戦争をなくしていくために、私たち自身が努力し続けていくことを呼びかけました。
全国から集まった第29代高校生平和大使・高校生1万人署名活動のメンバーのみなさんが登壇、ジュネーブ派遣が予定されている高校生平和大使一人ひとりがそれぞれ決意表明を行いました。また、韓国から来日された高校生の皆さんからもアピールがありました。そして高校生1万人署名活動のテーマソングである「この声をこの心を」を合唱しました。
谷雅志・事務局長から大会基調を提起しました(→全文はこちら)。そのなかでとくに、長崎の「被爆体験者」をはじめとする被爆者課題の解決を強く訴えました。そして核絶対否定の立場を確認しつつ、本大会をいかなる戦争も、いかなる戦争につながる動きにも反対する原水禁運動を大きく拡げていく契機としたいと述べました。
最後に「原爆許すまじ」を斉唱し、閉会しました。
長崎大会は、8日に分科会・フィールドワーク・ひろばなどの企画、9日に閉会総会を予定しています。
【被爆81周年原水爆禁止世界大会・長崎大会】開会行事
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