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●「核分裂性物質に関する国際パネル(IPFM)」発表記録 3月18日、民主党核軍縮議連(会長:前田武志参議院議員、事務局長:平岡秀夫衆議院議員)は、国際会議開催のため来日中の「核分裂性物質に関する国際パネル(IPFM)」代表らを招いて、「核廃絶に向けて──世界と日本」という勉強会を開催しました。IPFMは、日本を含む17カ国からの独立した研究者で構成されるグループで、核軍縮をより不可逆的にすること、核不拡散体制をより強固にすること、そして核テロリズムの危険性を減らすことを目的としています。 11人以上の国会議員の参加を得て開かれた勉強会の資料を下に紹介します。●IPFM代表ら発表用パワーポイン
1945年8月、ヒロシマ・ナガサキに投下された原子爆弾は、一瞬にしてこの世の地獄を作り出しました。「地獄」を体験したヒバクシャは、原爆の持つ非人間性を告発し、核兵器を「絶対悪」として訴え続けています。しかしその核兵器は、いまだに2万発余も存在し、核拡散の流れも断ち切れません。さらに世界各地に多数存在する原子力施設によって、人類は核による脅威にさらされ続けています。 2001年の9・11同時テロ以降、世界は米・ブッシュ政権の軍事偏重の単独行動主義により平和や核軍縮をめぐる国際情勢が大きく後退してきました。しかし米・オバマ大統領のプラハ演説以降、「核兵器のない世界」を求める流れが急速に高まりつつ
2010年03月25日