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原水禁・連合・核禁会議の1000万署名を国連に提出

2010年05月06日

 5月2日、世界各国から核兵器廃絶を訴える市民が1万人以上結集しニューヨーク市内をパレードした後、国連本部前でNPT再検討会議議長のカバクチュランさん(フィリピン)に原水禁・連合・核禁会議の三団体が取り組んだ核兵器廃絶1000万署名で集めた日本国内分の6,660,569筆を直接手渡しました。(写真)。この署名は昨年5月から取り組まれ、今年4月16日には、首相官邸で鳩山由紀夫首相に直接手渡し、日本が核兵器廃絶へのリーダーシップをとるよう強く要請したところです。それに続き三団体として国連への提出・要請となりました。
提出には、原水禁から川野浩一議長、連合からは古賀伸明会長が立ち会い、議長に経過の報告と核兵器廃絶に向けた強いリーダーシップを発揮して欲しい旨を伝えました。


 翌3日、本会議の議場での提出と古賀会長のスピーチが当初予定されていましたが、国連事務サイドのミスによって他のNGOとともに会議場に入ることができず、議場内での手渡しは実現できず残念でした。
オバマ政権の登場で、「核兵器のない世界」の実現に向けていく姿勢が打ち出され、再び世界の核軍縮の機運が盛り上がりつつあります。そのような中、今回のNPT再検討会議が、被爆者や世界の反核NGOをはじめとする多くの市民が具体的に核兵器廃絶にむけた動きにつながることを期待しています。その期待を後押しする660万の声として直接届けることができました。

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