2012年11月アーカイブ

再処理撤退の政治決断を!
再処理工場もMOX燃料加工工場もいらない

使用済み核燃料は満杯
 今月26日、柏崎刈羽、大飯、玄海の各原発から使用済み核燃料約19トンが六ヶ所再処理工場に運び込まれました。貯蔵量が3000トンしかない六ヶ所再処理工場では、貯蔵量が2937トンにものぼり満杯に近づいています。このまま再処理工場が完成し稼働しなければ、各地の使用済み核燃料をこれ以上受け入れることが困難となってしまいます。同時に、各地の原発は大飯原発を除いて止まっている状態ですが、再稼働していけば、当然使用済み核燃料が発生し、各地の貯蔵プールも満杯に近づくことになります(表を参照)。満杯になれば、原発そのものを動かし続けることができなくなります。
 どちらにしても、六ヶ所再処理工場が完成し、「順調」に稼働し続けなければ、原発は早晩行き詰まってしまいます。はたしてそれは、できるのでしょうか。いまだ2兆円を超える巨額の費用をつぎ込んでも、完成の日の目を見ない六ヶ所再処理工場は、これまでも何度も何度もトラブルを起こし、完成時期を19回も延ばしています。そのような施設が「順調」に動き続けるとはとうてい考えられません。
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ガラス固化体に未来はない
 現在、六ヶ所再処理工場は、完工を来年10月として、それにむけて「安定運転・性能確認」を確かめるガラス固化体(高レベル放射性廃棄物)製造試験を行うために、11月19日、高レベル廃液ガラス固化建屋 ガラス溶融炉(B系列)のガラス固化試験の開始に向けて熱上げを開始しました。この熱上げ完了には2週間程度要するとのことで、熱上げ完了後、模擬ビーズによる流下確認を行い、その後、12月上旬には本格的な製造試験を開始し、約1ヵ月で30本の高レベル放射性廃棄物ガラス固化体を製造するとされています。また計画では、これまでトラブル続きだったA系列のガラス溶融炉でも来春以降に同様の試験を行うとされています。この「安定運転・性能確認試験」を終え、国の使用前検査に合格すればやっと工場完成となるとのことです。しかしこのガラス固化体製造施設が、これまで何度でも指摘しているように欠陥施設であり小手先の改良では対処できないのは、これまでのトラブルを見れば明らかです。
 日本原燃は9月に今年10月の完工をあきらめ19回目の延期を発表し、工場の完成時期を来年10月と泥縄的に1年間延期しました。しかし例え完成しても、できあがった高レベル放射性廃棄物を何処にも処分できず、取り出されたプルトニウムの使い道がない現実があります。
 国は、原発の使用済み核燃料や高レベル放射性廃棄物などのバックエンド(後処理)問題について「逃げずに正面から取り組む」(11月2日/枝野幸男経済産業相)と発言をしていますが、その受け入れ先の選定すら見通せない状況にあります。さらに日本学術会議からは、処分できる「安定した地層を見つけるのに困難」と指摘され、高レベル放射性廃棄物の現行の処分方針の「見直し」が提言されています。そのような中で、行き場のない高レベル放射性廃棄物を作り続けることは、無責任としか言いようがありません。
 高レベル放射性廃棄物も行き場がなく。再処理工場の使用済み核燃料貯蔵も満杯になり、各地の原発を動かせば使用済み核燃料が生み出され、貯蔵プールも満杯になってくるという悪循環でしかありません。核燃料サイクルはどう転んでも最後は行き詰まるしかありません。

ムダなMOX工場の建設をやめろ!
 再処理工場で生み出されたプルトニウムは、「原発ゼロ」を求める声が政治の中でも台頭する中、その利用先もますます不透明になっています。期待の高速増殖炉開発も頓挫し、その中でプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX燃料)として普通の原発で燃やすプルサーマル計画も原発そのものがまともに稼働できるかどうかと言われる中で、その計画でさえまったく不透明です。その中でもあえていま、MOX燃料の加工工場(六ヶ所村)が今年4月から工事を再開しています。
 現在、工事の進捗率は2.8%。燃料加工建屋の基礎部分の掘削工事が完了しただけで、すでに2016年3月の完成はほぼ不可能という現状にあります。さらに、仮に完成しても、その時点でMOX燃料を使用する原発があるのかどうかは、まったく明らかにされていません。そもそもどれだけの原発が動いているかも不透明な中で、建設だけが進められている事自体が問題です。国の原子力政策は、今後も紆余曲折が続き、「脱原発」へ政策の方向性が強まれば強まるほど、MOX燃料工場をはじめ核燃料サイクルの必要性が失われていきます。
 これ以上ムダな投資をしている余裕はいまの電力会社にないはずです。MOX燃料工場の建設費は約1900億円と見込まれていますが、すでに工事の遅れに伴うコストがさらに膨らむことが予想されています。福島原発事故の収束に全力を上げ、ヒト・モノ・カネを集中するべきときに、使い道のないMOX燃料加工工場などを建てている場合ではないはずです。福島原発事故の収束を遅らせるだけです。
 再処理もMOX加工工場も地元とのこれまでの関係と約束だからとずるずる事業を続けることは、まさに「国益」にも反することです。地元への配慮も含め、核燃料サイクル政策の根本的な転換と事業からの撤退の政治決断がいま求められています。

「川内原発に係る申し入れ書」 九電回答概要
(文責は川内原発増設反対鹿児島県共闘会議)

Ⅰ 概要
(1)川内原発増設反対鹿児島県共闘会議による九州電力社長への申し入れ
ア と き  2012年10月2日(火)10時30分~11時30分
イ ところ  鹿児島市・九州電力鹿児島支社
ウ 要請団  川内原発増設反対鹿児島県共闘会議の荒川議長、井之脇・下馬場・野呂・猪鹿月副議長、山崎事務局長、牟田事務局次長、社民党県連合の川路幹事長、川内原発建設反対連絡協議会の三園代表世話人、柳県議の10人。
エ 対応者  九州電力鹿児島支社広報グループの高田グループ長と岸本課長の2人。
(2)九州電力社長への申入れに対する回答交渉
ア と き  2012年11月6日(火)14時~15時
イ ところ  鹿児島市・九州電力鹿児島支社
ウ 要請団  川内原発増設反対鹿児島県共闘会議の井之脇・下馬場・猪鹿月副議長、山崎事務局長、牟田事務局次長、社民党県連合の川路幹事長、川内原発建設反対連絡協議会の三園代表世話人、桃木野県議、佃薩摩川内市議の9人。
エ 対応者  九州電力鹿児島支社広報グループの高田グループ長と岸本課長の2人。

Ⅱ 回答のポイント
10月2日
九電】申入れ書については関係する上位機関(本店)に伝え、回答については上位機関と相談のうえ返答させていただきたい。
要請団≫政府は2030年代までの原発ゼロ達成へ向けた「革新的エネルギー・環境戦略」を決定(2012年9月14日)した。8月29日に九州各県のみなさんと九州電力本社で交渉したが、九州電力は政府の方針に従うと答えたにも関わらず、政府の方針が出るとそれに異議を申し立てていると報じられている。九州電力の本音、意思を明確にして欲しい。

1 川内原発1・2号機を再稼動せず、「革新的エネルギー・環境戦略」を踏まえ、計画的に廃炉にする行程表を明らかにすること。
10月2日
要請団≫政府は9月19日の閣議で「革新的エネルギー・環境戦略」を踏まえて遂行することを決定した。「戦略」の「2030年代原発稼動ゼロ」や「40年運転制限制」に対応した九州電力の原発廃炉に至る行程表などを明らかにして欲しい。
九電】7月18・19日に原子力安全・保安院による現地調査が行なわれ、9月3日に審査結果が取りまとめられた。再稼動の見通しについて、現段階で申し上げることはない。
11月6日
九電】9月14日、政府のエネルギー環境会議で「革新的エネルギー環境戦略」が決定され、2030年代に原発稼働ゼロを可能にするよう方針が示された。また9月19日に閣議決定された。エネルギー政策の決定については、将来のエネルギーミックス、温暖化対策の方向性を示すとともに、国民生活や経済に大きな影響を及ぼす重要なものである。原子力ゼロ政策については課題が多くあり、現実的な政策への早急な見直しを求めたい、というのが当社の方向性である。
  当社としては、原子力発電は安全性の確保を大前提として、エネルギーセキュリティー面、地球温暖化対策面等から、その重要性は変わらないと認識しており、原子力という選択は失うべきではないと考えている。
  規制委員会が今後どのような方針を示すか明らかでないので時期については不明だが、一日も早く再稼動したい。
要請団≫原子力発電は国策だから推進したのか、九電独自の判断で推進してきたのか。
九電】オイルショック移行、国策として推進されてきたが、九電としての経営判断も踏まえて原子力発電を進めてきた。その考えは、福島原発事故以前も以後も変わりはない。原子力発電の比率が電力会社で異なるのは地域特性と経営判断によるものだ。
要請団≫九電は関西電力に次いで原子力発電の比率が高いが、どんな地域特性があるのか。
九電】(明確に答えられず)
*発受電電力構成比(2009年度、電気事業連合会「エネルギーの基礎」)
九州電力は原子力42%・水力5%、四国電力は原子力41%・水力8%、中国電力は原子力15%・水力6%、関西電力は原子力45%・水力10%、北海道電力は原子力35%・水力16%。
要請団≫国策という大きな枠組みの下で、九電の経営判断により原子力発電を推進(国策民営体制)してきたようだが、国策が変われば九電の方針も変わるのではないか。原子力政策大綱などで示された国策が「革新的エネルギー環境戦略」に変わった。九電は、現在の国策を無視するのか。
九電】原子力政策大綱などは国策だが、「革新的エネルギー環境戦略」は政府の方針であり、国策とはいえない。
要請団≫「国策」と国策でない「政府の方針」との違いは何か。九州電力にとって「国策」と「政府の方針」の違いの基準を明らかに。
九電】(答えず)

2 「革新的エネルギー・環境戦略」などを踏まえ、川内原発3号機増設計画(設置許可変更届)を取り下げること。
10月2日
要請団≫政府は川内原発3号機などの着工前の原発の新増設は認めないといっている。8月29日の段階で九電は国の動向を見ながら考えるということだった。国の動向は明らかになったので明確な回答をして欲しい。
九電】3号機増設について、原子力発電は安全性の確保を大前提として、エネルギーセキュリティー面と環境問題、地球温暖化対策面を考え、原子力の重要性は変わらないと考えている。「革新的エネルギー・環境戦略」で原子力発電の新増設はおこなわないと決定されているが、当社としては原子力という選択肢は失うべきではないと考えている。
要請団≫政府の「戦略」は明確に新増設を認めないとしている。枝野経産相も、工事に入っている原発は例外的取扱いをするが、川内などについは方針どおりダメだと明言している。九州電力は政府の政策は認めないという立場なのか。
九電】認めないというと言葉が強いが、政策については早期の見直しを求めたい。
要請団≫政府の「戦略」について九州電力は知らないよ、無視するということか。8月29日の九州電力本店での回答と異なっている。
九電】先ほど回答した以上のことを回答する立場にない。
「戦略」を無視する云々については上位機関に確認したい。
11月6日
九電】原子力発電は安全性の確保を大前提に、エネルギーセキュリティー面、地球温暖化対策面等から、その重要性は変わらないと認識しており、原子力という選択は失うべきではないと考えに変わりはない。川内原発3号機の開発については、今後の国のエネルギー政策見直しの動向を踏まえたうえで、地域の皆様のご理解をいただきながら適切に対応するという方向で変わりはない。
要請団≫「革新的エネルギー環境戦略」に反し、在任中は3号機増設に係る手続きを凍結すると表明している鹿児島県知事の意向にも反している。九電は増設を諦めよ。
九電】原子力という選択肢は失うべきではない。

3 貴社は8月29日に「国のエネルギー政策に沿って対応する」と回答しながら、「一日も早い再稼動を」とか「現実的な政策への早急な見直しを求めたい」とマスコミ各紙で報じられているが、政府施策に反対する意思なのか明らかにするとともに、政府の「革新的・エネルギー環境戦略」に係る2012年9月14日の貴社のコメント全文を公表すること。
10月2日
要請団≫9月15日付けの南日本、毎日、朝日、読売の各紙は、九州電力が9月14日にコメントを出し、政府に対し「戦略」の見直しを求めていると報じている。8月29日の「国が結論を出せばそれに従う」という回答は嘘だったのか、経緯を含めて説明して欲しい。併せてコメント全文をマスコミだけでなく電力消費者にも公表すべきではないか。
九電】8月29日の本店での回答と9月14日の弊社(九州電力株式会社名)発表のコメント内容に相違があるとの指摘だが、コメントの公表については九電プレスリリースへの掲載も含め本店に伝え、確認したい。
要請団≫九州電力は、政府の「戦略」を基本的に受け入れるのか、反対なのか明らかに。
九電】9月14日のコメントどおりで、それから変わったということは聞いていない。
要請団≫マスコミによるコメントに係る報道は、九州電力の本意と異なっていないか。
九電】当社が発表したコメントの全てが載っているわけではないが、文言的にはこのとおりで間違いはない。
要請団≫8月29日の九電本店でのやりとりは支社にきちんと伝えられているのか。
九電】8月29日に本店で話し合いの場を設けたということと質問内容、話し合いの概要が記録としてあり、配付されている。
要請団≫私どもがまとめた「九電回答概要」に記した「国の政策に従う」という九電回答は、事実と違うという認識なのか。
九電】九州電力作成の概要が手もとにないので、内容の相違について確認したい。
要請団≫お互いが作成した交渉概要を交換しあい、共通認識をもてるよう検討して欲しい。
九電】検討する。
要請団≫九州電力はどのようなアクションにより政府に見直しを求めようとしているのか。
九電】具体的なものは聞いていない。
要請団≫コメントの内容は九州電力単独のものか、電力業界も同じ見解なのか。
九電】9月14日に電気事業連合会も同様の趣旨のコメントを明らかにしたと聞いている。
要請団≫政府の「戦略」が明らかになった以前と以降で、九州電力の対応は変わるのか変わらないのか明らかにして欲しい。
九電】九州電力としては、原子力の重要性は変わらない、原子力の選択肢は失うべきではないという考えで変わりはない。
11月6日
九電】政府が「革新的エネルギー環境戦略」を発表した日に当社のコメントを発表した。コメントは配付する。(別添の「『革新的エネルギー環境戦略』の決定について」〈PDF〉を読み上げ)

4 2012年9月24日に朝日新聞のインタヴューに答えた松尾新吾相談役(九州経済連合会会長)の「脱原発は国民の5割や6割が思っているのではない」、「原発比率は7割8割にすべき」などの発言は看過出来ず許せません。貴社の松尾発言に対する見解を明らかにし、松尾新吾氏を相談役から解任し、九州経済連合会会長を退かせること。
10月2日
要請団≫九州電力として「松尾インタヴュー記事」は大問題になっているのではないか。
九電】取材の全容が分からないので事実確認をしたい。その旨、上部機関に伝えたい。
その記事以降、相談役に対して社内でどうこういう動きは聞いていない。
要請団≫松尾発言は九州電力の考え方の範疇で、九州電力自身が、原発比率を7割8割にすべきだとか、脱原発というが国民の多数の声ではないと考えているということか。
パブリックコメントや討論型世論調査などの国民的議論の結果を踏まえ、政府が明らかにした「過半の国民は原発に依存しない社会の実現を望んでいる」ということを否定しるのか。松尾発言が九州電力内で問題視されていないという企業風土こそが問題だ。
九電】事実関係を確認して回答できるものは回答したい。
11月6日
九電】松尾会長は当社取締役を退任しており、経営にかかわってはいない。個人としての発言なのでコメントは差し控えたい。
要請団≫松尾相談役は九電社内の人ではないのか。松尾相談役を任命したのは誰か。九州経済連合会会長に就任するに当たって九州電力はどのように関わったのか。九電と関わりがないとは言わせない。
九電】(明確に答えられず)

5 九電敷地内での鹿児島県原子力防災訓練を公開するなど情報公開に努めること。
10月2日
要請団≫川内原発での原子力防災訓練については、鹿児島県原子力安全対策課とも相談しながら実効ある訓練になるよう数年来監視行動をおこなっている。今年8月の訓練でも監視行動を行なったが、川内原発内での緊急安全対策訓練は、九州電力により安全性確保を理由に見学・監視を拒否された。防災訓練の趣旨を踏まえ、今後は公開すべきだ。
九電】鹿児島県が主催して毎年実施している防災訓練については、安全確保の点から一般の方には公開していない。報道機関を通じて訓練の内容などを知っていただきたい。本社に伝えたうえで返答する。
要請団≫鹿児島県が公開すべきだといえば、公開するのか。安全性が確保されれば公開されると理解してよいか。
九電】鹿児島県が言えば九州電力は言うことを聞くかということについては私が答えるべきものではない。核物質防護の観点から入構については必要最小限に厳しく制限されている。マスコミについても3~4名に制限している。チラシ等の配布で訓練内容を周知することにより公開している。
11月6日
九電】安全面の確保、発電所防護の観点から原子力発電所構内への立ち入りは厳しく制限している。報道機関についても撮影範囲を制限しているが、報道機関を通じて訓練の内容などを知っていただきたい。
要請団≫訓練以外の時には原子力発電所構内に入り、原子炉格納容器まで見学している。防災訓練だからこそ、必要な安全・防護対策をとった上で一般にも公開すべきだ。

6 その他
10月2日
要請団≫九州電力は再生可能エネルギーを3.11福島原発事故以降どれだけ増やしているのか。開発予算も含めて明らかにして欲しい。
九電】風力、太陽光、地熱、バイオマスの再生可能エネルギーの開発・導入については、3.11以前から推進してきた。昨年度の計画から50万kW拡大し、平成32(2020)年度までに設備量で300万kW導入することにしている。メガソーラーを大牟田に3,000kW運転開始している。今後、大村火力の跡地にグループ会社で1万3,500kWのメガソーラー開発を平成25(2013)年春に予定している。再生可能エネルギー開発予算については手もとにないので回答はご容赦願いたい。
要請団≫脱原発基本法の成立へ向けた取り組みを進めているが、原発立地自治体の振興や原発関連労働者の雇用の確保の観点からも新エネルギー開発を進めて欲しい。
  福島の子供たちは被ばくの不安を抱えながら生活している。そういう福島の状況に思いを寄せて企業活動をおこなって欲しい。
  原発稼働のための理由付けをあれこれあげるのではなく、何十年も故郷に帰れない福島原発近くに住む人々の現実や事実上国営化された東京電力など、3.11後の福島の実態をしっかりと受け止めて対応すべき。
 (松浦)火力発電所の建設が報じられたが。
九電】松浦火力発電所の増設工事再開は当社が正式に発表したものではない。
11月6日
要請団≫九電鹿児島支社への申入れに対し、鹿児島支社長などが対応すべきではないか。佐賀支社は広報グループのみのでなく支社長なども対応している。
  原発が今後も動かないことを見通して、松浦火力2号の建設工事再開や計画停止中の唐津1・2号の再稼動に直ちに着手して供給力確保を。
  九電の再生可能エネルギー開発予算は、福島原発事故以降どのように変わったか。
  (「九電甘い金銭感覚/幹部ら宴会 女性接待付き/費用の大半、電気料金/国の脱原発『いい迷惑』」[朝日新聞2012年10月31日]を示し)、電気料金値上げを打ち出しながらのこのような九電の体質は問題であり、本日の回答は納得できない。
九電】(ご意見として受け止める、手許に資料を持ち合わせていないなど、誠意のない回答に終始)


◎ 九州電力が「2030年代に原発稼動ゼロ」という「国策」に反して原発推進の旗を降ろさないのなら、九州電力は原子力発電に対する優遇・保護・支援政策を全面的に撤廃するよう国に言うべきだ。損害賠償を含めた事故時の費用はもとより、核燃サイクルや廃炉、放射性廃棄物処理など原子力発電に係るすべての費用について国及び国民に負担を求めず、民間企業として自己決定・自己責任によって対処する決意を明確にすべきである。
そのことは、商業ベースでは採算が取れない原子力発電事業から、九州電力が自らの経営判断で撤退を余儀なくされることにつながり、結果として「原発稼動ゼロ」という国策に合致することになる。

在外被爆者をめぐる裁判で勝訴判決!
証人のいない被爆者の手帳取得へ道を開きたい

エネルギー戦略の腰砕けで深刻な矛盾
再処理継続で失われた政策の整合性

「セキュリティーに資する」ために再処理中止を

あらゆる手段で大間原発の建設工事を止めたい

 

 


在外被爆者をめぐる裁判で勝訴判決!
証人のいない被爆者の手帳取得へ道を開きたい

在外被爆者支援連絡会 共同代表 平野 伸人

入市被爆をめぐり裁判で争い
 韓国の慶尚南道・昌原市に在住する、張令俊(チャン・ヨンジュン)さん(1930年3月15日生まれ)は、第二次大戦当時、父親が日本で土木工事の仕事を手伝うこととなり、一緒に来日して暮らしていました。当時、長崎県東彼杵郡川棚町に居住していましたが、原爆投下直後の1945年8月12日に、長崎市本河内にいた父の安否を確認するために爆心地を通ったため、入市被爆をしたのです。張さんは被爆者健康手帳の申請をしましたが、証人がいないために却下されてしまいました。
 記憶は鮮明なのですが、本人の証言だけでは証明にはならないとされたのです。異議申し立てをしましたが、これも却下されたため、裁判で争うことを決意しました。

「法令違反」として控訴した長崎市
 提訴は2011年5月17日に行われ、今年9月18日に判決が下されました。裁判での本人尋問の内容は、張さんの記憶が詳細で、被爆した人でなければ語れないものでした。そして判決は、張さんの入市被爆の事実を認め、被爆者健康手帳の却下処分の取り消しを命じるものとなりました。ようやく、張さんは被爆者と認められたのです。
 しかし、原告である張さんは、判決を前にした2012年8月17日、骨髄異形性症候群のため、韓国・昌原市の病院で亡くなられました。裁判はすでに結審していたこともあり、9月18日の判決を待つばかりでしたが、勝訴を聞くことなく亡くなり、あらためて張令俊さんのご冥福をお祈りしたいと思います。
 私たち在外被爆者支援連絡会をはじめとする支援者は、長崎市が判決を受け入れ、控訴しないように連日の座り込み行動をおこないました。また、代表が上京し、厚生労働省に要請も行いました。しかし、長崎市は控訴期限の10月2日、福岡高裁に控訴することを明らかにしました。張さんが亡くなったなかで、何を争うというのでしょうか。田上富久長崎市長は「被爆の事実は認める」としながら、張令俊さんが亡くなっていることで「法令違反」として、判決の無効を主張しています。
 長崎市の取るべき道は、判決を受け入れたうえで張さんの遺族に、健康管理手当の遡及分や葬祭料の支払いに応じることです。すでに張さんが亡くなっているなかで、無用の裁判を続けることは、遺族にも大変な負担を強いることになります。

韓国では100人以上が手帳を取得できないまま
 「亡くなった人に被爆者手帳を発行できない」と長崎市は主張しています。しかし、2009年の在外被爆者裁判において、大阪府は3人の死亡した韓国人の男性に被爆者手帳(無効の印を押したうえで)を発行した先例があります。このとき、厚生労働省が発行しないように指導したようですが、大阪府は独自に判断して発行しました。同じことが長崎市に出来ないわけはありません。「鄭南壽裁判」や「崔季徹裁判」において、長崎県や長崎市が無謀な控訴をおこなった過去があります。再び、過ちを繰り返そうとしていることは大変残念です。
 在外被爆者のうち韓国でも100人以上の人が、被爆者健康手帳を取得できないでいます。今回の張令俊さんの判決を機に、被爆者なのに援護が受けられない人の救援に結びつけたいと思っています。張さんの判決はこのような被爆者に希望を与えました。控訴審でも勝訴を勝ち取り、証人がいなくて被爆者手帳が取得できないでいる多くの人々に、手帳取得への道を切り開いていきたいと思います。


エネルギー戦略の腰砕けで深刻な矛盾
再処理継続で失われた政策の整合性

国際的にも疑念を持たれる核燃料政策
 「2030年までの出来るだけ早く」が、「30年代まで」になった原発ゼロの目標のズレは置いても、核燃料サイクル、再処理の継続を入れてしまった政府の「革新的エネルギー・環境戦略」は早くも深刻な矛盾に突き当たっています。「国民的議論」を経て作られた新戦略は、その過程で圧倒的な「原発ゼロ」の市民の声が集まりました。寄せられたパブリックコメントでは、脱原発が9割、しかも即時原発ゼロが8割とあっては、政府もこの声を無視できません。政策の中身はシナリオ3択の中間、15%シナリオに限りなく近づけましたが、「年代」という文言を挟み込むことで原発ゼロを明記しました。一方でそれと全く相入れない、「再処理継続」を併記したことで、政策の整合性を失ってしまいました。
 新戦略の説明をするため、米国を訪問した民主党の前原誠司政調会長(当時)や、長島昭久総理補佐官(同)の伝聞というかたちで盛んに報道されたのが、原発ゼロに反対するという「米国からの圧力」です。新戦略自体を閣議決定しない口実にまで使われましたが、内容がねじ曲げられています。二人が米国訪問中に、すでに英文では報じられていた内容は、日本の膨大な余剰プルトニウムに対する米国の懸念です。すでに45トンも貯めこんでしまった核兵器物質プルトニウムの使い道もないのに、さらに再処理を行なって増やすことに対する懸念としか解釈できないはずです。なぜか日本のメデイアでは、ほとんど「原発ゼロ」に対する懸念という報道しかされませんでした。国際的に大きな懸念を持たれている核燃料政策を、ごく狭い政府内の一部の情報のみ報道しているとしか見えません。

フルMOXの大間原発建設工事が再開
 ①原発新増設はしない、②原子力規制委員会の安全審査を通ったもののみ再稼働、③40年で廃炉、という新戦略の3本柱もあやしくなってしまいました。少しでも余剰プルトニウムを使おうという意図なのか、中断していたフルMOX(ウランとプルトニウムの混合酸化物のみを燃料に使用)の大間原発(青森県大間町)の建設工事が10月1日に再開されてしまいました。大間原発が認可されたのは古い安全基準で、直近を通る断層も指摘されています。
 建設再開は少なくとも原子力規制委員会の出す新基準を待つべきです。30年代に原発ゼロとすれば、大間原発は、完成後20年ほどで運転停止となります。Jパワー(電源開発株式会社)が巨費を投入して建設を続けるのはおよそ通常の経営判断とは言えません。工藤壽樹函館市長は、「最短23キロの函館市に同意もなく大変危険なものをつくるのは本当に腹立たしい。改めて函館で説明会を開いた上でやり直すべき」「遺憾なんてものではなくとんでもない話。全く福島原発の教訓も踏まえてない」と発言しています。函館市の公式ウェブサイトには、大間原発の無期限凍結を求める特設ページも作られています。
 大間原発で使われるMOX燃料は、プルトニウム消費のつじつま合わせで、燃料自体、経済性を全く度外視したものです。使用済み燃料を再処理してプルトニウムを取り出し、さらにMOX燃料に加工する費用は莫大で、六ヶ所村の再処理工場の場合では、使用済み燃料32,000トンを再処理するのに11兆円かかる計算です。MOX燃料を加工するのにさらに1兆1,900億円かかり、あわせて12兆円以上かけて作られるMOX燃料は、ウラン換算では、なんと9,000億円程度にしかなりません。11兆円以上を無駄にしても経営に困らないのは、電気料金に上乗せされる仕組みがまだ生きているからです。

核燃料サイクルについて国会で議論を
 これまで、原子力政策大綱策定など、原子力政策の基本方針を定めてきた原子力委員会が、その役目を終え、革新的エネルギー・環境戦略を作った「エネルギー・環境会議」がその役割を負おうとしています。原子力委員会は、秘密会合問題で完全に信頼を失ったのですから当然ともいえますが、核燃料サイクルをこのような腰砕けになった新戦略のもとで決められるのでしょうか。エネルギー・環境会議自体、政策議論の過程では、原発ゼロの場合は再処理を継続しないことを明言していたのに、どの過程かわからない秘密会合めいたところで、再処理継続を決めてしまいました。
 すでに完全に破たんしている事業である、核燃料サイクルをどうするか、国会できちんと議論すべきです。
参考になる判断は、すでに原子力規制委員会からも出されています。これまで、再処理工場に送るしかないとされていた使用済み核燃料について、田中俊一委員長は、危険性の明白なプール貯蔵ではなく、乾式貯蔵に移行するように繰り返し発言しています。原子力規制委員の人事のみが話題になっていますが、再処理方針から政策転換をさせるなど、委員会本来の役目を果たしてもらうことも重要です。


「セキュリティーに資する」ために再処理中止を

 6月20日に成立した原子力規制委員会設置法に「我が国の安全保障に資する」との文言が入り、同法の附則で原子力基本法第2条にも同じ文言が加えられました。これが、核武装への準備ではないかとの疑念が国内外で表明されました。背景には、日本が使用済み燃料の再処理によって核兵器5,500発分以上ものプルトニウムを溜め込み、なお六ヶ所再処理工場を動かそうとしていることがあります。しかし、「安全保障」の文言挿入だけで核武装はできません。基本法第2条の「原子力利用は、平和の目的に限り」は、そのまま残っていますし、核不拡散条約(NPT)もあります。
では、なぜこの文言は挿入されたのでしょうか?原案を作成した自民党「プロジェクトチーム」(PT)の塩崎恭久座長の説明や法案の経緯などを見ると、米「原子力規制委員会」(NRC)の役割の一つである「核セキュリティー(核物質防護・警備)」の訳語が「我が国の安全保障」になってしまったということのようです。

文言挿入の経緯とセキュリティーの訳語の混乱
 1月31日に閣議決定された政府案が、環境省に原子力規制庁を設置する案であったのに対し、自民党は、規制機関の独立性を高めるべきだと主張し、その趣旨の法案を公明党とともに4月20日に衆議院に提出しました。最終的には、この自公案を軸に調整されたものが、6月15日に衆議院に提出されて同日通過、そして、20日に参議院通過となりました。一般の印象とは異なり、「安全保障」の文言は「こっそり」入れられたのではなく、4月20日提出の自公案にあったものです。
 鍵は、文言の起源と、その用語の訳し方にあります。自民党PTの塩崎座長は、同党機関紙(5月1・8日号)掲載のインタビューで、新しい規制機関に一元性を持たせることの重要性を強調し、手本としてNRCに言及しています。自身のサイトにあるさまざまな文書でも、NRCが安全性に加えて、核セキュリティーと保障措置を担当していることに触れています。また、共同通信の太田昌克編集委員によると、塩崎議員から今回の規制庁、規制委員会のモデルは、NRCだと指摘された」(『世界』8月号)ということです。
 NRCの文書では、セキュリティーは、「防衛及び安全保障」と「核物質及び核施設防護・警備」という二つの文脈で登場します。「安全保障」の方は、原子力法(1946年及び1954年)にあり、核兵器を開発して、原子エネルギーを国家防衛のために使うという意味でした。その後、1975年に、原子力の推進と規制を切り離す目的で「原子力委員会(AEC)」が解体され、民生用の原子力利用の規制をNRCが、軍事及び民生利用の両方の推進をエネルギー省が、それぞれ担当することになった際に、「防衛及び安全保障」という言葉がNRCの文書に残ったのです。
ピーター・ブラッドフォード元NRC委員は「核情報」に次のように答えています。これは「AECが廃止された際に、単純にそのまま受け継がれたということだ。この分野におけるNRCの責任としては、輸出の許可(核不拡散の基準の適用)、そして、核施設がテロリズムや破壊行為から守られていることを保証することなどが含まれる」。塩崎議員が言及しているのは「安全保障」ではなく、この「核セキュリティー」の方です。文言もそう改めるべきです。

出典:核分裂性物質国際パネル(IPFM)2011年報告

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核セキュリティー強化の一歩は再処理中止から
 ここで留意すべきは、米国は民生用の再処理をしていないという事実です。軍事用のプルトニウム及び核兵器の警備は、エネルギー省と国防省の管轄です。日本の原子力規制委員会は、両省が扱っているのと同じ核  物質の警備体制にも責任を負うということです。
 日本では、原子力発電所はもちろん、核兵器利用可能物質プルトニウムを保管する東海村や六ヶ所村の施設でさえ、米国の原子力発電所程度の警備体制もありません。日本にとってセキュリティー強化の第一歩は、不必要で危険なプルトニウムを使用済み燃料から分離する六ヶ所再処理工場の運転を許可しないことです。
 核セキュリティー・サミットに出席するためにソウルを訪れたオバマ大統領は、3月26日の講演で、「分離済みプルトニウムのような我々がテロリストの手に渡らぬようにしようと試みているまさにその物質を大量に増やし続けることは、絶対にしてはならない」と述べています。核セキュリティーのために再処理中止をとの訴えです。(田窪雅文:ウェブサイト核情報主宰)


あらゆる手段で大間原発の建設工事を止めたい

大間原発訴訟の会 大場 一雄

一方的な通告による工事再開
 2012年10月1日、電源開発(株)の一方的な通告によって大間原発建設工事(青森県大間町)が再開されました。「3.11フクシマ」以降、建設工事は進捗率37.6%で「休止」していましたが、9月15日、「革新的エネルギー・環境戦略」の説明に青森県を訪れた枝野経済産業大臣の「再開容認」発言を受けて、電源開発(株)が9月28日に工事再開の方針を示していたものです。同じ28日は、「大間原発訴訟」の第7回口頭弁論が函館地裁で開かれており、福島県から函館に避難している原告が自らの体験を意見陳述していました。
 用意周到な電源開発(株)は、6月の株主総会の時点で工事再開のスケジュールを組んでいて、現在その計画を前倒しで行っています。これに対して、9月30日に函館市で行われた「バイバイ大間原発はこだてウォーク」では、工事を再開するなと約330人が声を上げ、デモ行進を行いました。

函館市長も再開を認めないと断言
 10月1日、大間町に電源開発(株)の北村雅良社長が訪れて同日の工事再開を報告。社長はこの後、佐井村、風間浦村をまわり夕方には青森県庁で会見を行いました。大間町役場では、工事再開に反対する約10人が横断幕を掲げて抗議しました。同じ通告をするために函館市を訪れた電源開発(株)の渡部肇史常務らには、函館市役所玄関前で約50人の市民が抗議、常務らは帰りには正面玄関に現れず姿を消しました。ただの一度も函館市民に説明をせず工事を再開したことがよほど後ろめたかったのでしょう。この日は、札幌と東京でも抗議が行われました。
 工藤壽樹函館市長は、電源開発(株)の通告に対して9項目の疑問や意見を述べ、その回答が曖昧なままでの工事再開は認めないと断言しました。
 市長の9項目とは次の通りです。①大間原発は、現在の電力需給と全く関係が無い。②使用済み核燃料の問題であり、核燃サイクルは破たんしている。③函館市は大間原発から30km圏内なのに説明が全く無い。④3.11の「フクシマ」の状況をふまえた手続きが必要。以前の国の許可は信用できない。⑤津軽海峡は国際海峡であり、安全保障上問題がある。⑥地震や津波の恐れがある。大間沖に巨大な活断層の存在が指摘されている。⑦地域防災計画はつくらない。⑧なぜ大間につくるのか。安全なら消費地に。首都圏の火力発電所を原発に転換すればよい。「ご自分たちだけが安全に身を置いて、同意も無く(再開)」とは腹立たしい。⑨函館も風評被害を受けた。原発事故で外国人観光客は激減した。住民は不安だ。進捗率37.6%は新設と同じ。

「我々の世代」が判断し決断を
 9項目の疑問や意見を述べた市長は、大間原発建設工事の「無期限凍結」を求めました。なぜ「無期限凍結」なのかというと「原発の新設は、福島原発の大事故を起こした我々世代が判断することではなく、他の安全なエネルギー開発の状況を見ながら、将来世代の判断に委ねるべきだと考えて」(函館市のホームページより)いるからです。
 9点は、ほぼ全ての函館市民や道南の住民が抱いている疑問や意見と同様です。違うのは、結論を先送りしようとする市長の考えには賛成できないことです。「我々の世代」が判断し決断すること、後世に憂いを残さないことが大事だと思います。「再処理事業継続」は大間原発でのフルMOX燃料(ウランとプルトニウム混合酸化物)利用が条件であり、「プルトニウム社会」を前提とした政策です。大間原発を認めることは、日本のプルトニウム政策=核武装への道を担保するものであり、断じて許されません。
だまし討ち的に再開された大間原発の工事ですが、これでステージが変わったと考えています。あらゆる手段を用いて、大間原発を止める。なんの躊躇もありません。

鹿児島県護憲平和フォーラム情報2012.11.01

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鹿児島県護憲平和フォーラム情報121101

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